くじゅう連山登山日記

ここでは私がくじゅう登山をした時の事について書いていきます。まぁ登山日記みたいなものです。
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2003-08-10(日曜日)

(車中泊)長者原〜すがもり峠〜北千里浜〜久住別れ〜中岳のピストン

いままでの車がエアコンのコンプレッサーの故障で使用不能に。思い切って新車に乗り換えました。本当は7月に夜登山を行う予定でいましたが、前記の理由から2ヶ月ぶりの登山となりました。

新車になって寝心地がよくなったせいか予定より約80分遅れて起床。おもいきり寝坊しました(^_^;;)。更に中岳、天狗が城、久住の各頂を訪れる予定でしたが前日に急遽日曜の夕方に予定が入ってしまい1山だけの登山となりました。

まだ真っ暗の中での出発でしたが、夜の森はなんというか人を寄せ付けないような怪しげなオーラを出しているようで不気味です。年甲斐にもなく空まで多い尽くすような木々の中に続く登山道を恐怖感を感じながら足早に通り抜けると既に空は薄明しており、まだ朝焼けに間に合うかもしれないとそのまま足を速めた状態で登り続けました。残念ながら朝焼けはすがもり峠の直前で迎えてしまい、今回狙っていたような写真は撮れませんでした。

北千里で長めの休憩を取ったために、くじゅう別れ直前の急坂からは夏の強い日差しにモロに照らされる状態となり、暑がりの私は大汗を掻きながら中岳直下の御池(みいけ)に到着。御池は梅雨や前日までの台風による雨の影響で大幅に増水し緑色に濁っており、いつも通る水際の登山道は完全に水没していましたので、尾根伝いに避難小屋まで向かいました。小休止の後中岳山頂に立ちましたが、太陽の陽に照らされて蒸発した水分のせいで一時的に濃い目の靄がかかっており、展望はイマイチでした。

夏の日差しは容赦なく体力を奪い、朝飯を前日に仕入れ忘れて空腹の状態での登山となってしまいましたので、下山時はあまり風景を見ることもなく足早に下山し11時前には行程を終了し帰路につきました。今考えるとあの空腹の状態では結果的には寝坊してもしなくても1山が限界だったような気がします(苦笑)。


朝焼けの星生

星生山が登山解禁になりだいぶ時間が経ちますが未だに登っていません。近々涼しくなってから牧ノ戸から訪れてみたいですね。
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北千里から見た硫黄山の噴煙

本当はここで日の出をむかえ、噴煙の色合いの変化を楽しみたかったのですが、時既に遅しでした。
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夏の色、星生

星生崎(左)や星生山(右)の草木はもうすっかり緑一色となり、夏最盛期であることがうかがえます。しかしふと登山道の脇を見ると既にススキの穂が出始めており、この緑一色の季節の終わりも既に見え始めていました。手前の白い花はノリウツギ。
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涼しげな北千里

雨が長引くと非常にすんだ水が流れる川となります。なお95年にできた新火孔(左奥の噴気)は噴気活動が非常に弱まっています(くじゅう別れから見るとぽっかりと大きな穴を開けている最大の火孔は噴気活動を停止していました)。なにか地下で変化が起こっているのでしょうか?
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